全国カラオケ事業者協会


懇親会タイトル
 平成28年度代議員総会終了後、多くの来賓、支部役員出席のもと、懇親会が盛大に開催されました。
 最初に梶会長が挨拶に立ち、関係各位と出席者全員に謝辞を述べた後、「協会では東日本大震災の支援活動を続けておりますが、熊本地震被災地につきましても同様に復興を応援して参りたく思います。さて、昨年、当協会ではカラオケ利用の適正化事業の推進など、継続した活動を進める一方、カラオケ市場の活性化を目的とした二本立てのキャンペーンを実施しました。これらのキャンペーンは参加店からも好評を博し、大きな市場効果があったとみられています。また、一昨年にスタートした『カラオケ技能士検定』では多くの会員の皆さんにご参加いただき、技術向上とモチベーションアップにつながっている模様です。業界では昨年、両メーカーより新機種が発表されました。これまでの白書の経年傾向では、新機種が高い割合で入れ替わった頃から、ユーザー市場の上昇が見て取れます。業界発展へ向け、皆で力を合わせて参りましょう」と挨拶。

 続いて、ご来賓を代表して経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長補佐 伊藤桂様より「貴協会におかれましては、東日本大震災の復興支援で様々な取り組みをいただきましたことを心強く思っております。被災地で音楽は心に響くもの。必ずや熊本の皆様の励みになることでしょう。さて、景気についてですが、なかなか実感として好景気とは捉えられない状況だと思います。カラオケは余暇時間の多様化にあって、成長の見込める産業だと思います。貴協会の様々な取り組みが結実することをお祈りします」とご挨拶いただきました。

 次に、文化庁 長官官房著作権課 著作物流通推進室 室長補佐 池野浩幸様より「先の経産省さまのお話にもありましたが、カラオケ業界あげての東日本大震災の継続的な復興支援は、高く評価できるものだと思います。さて、文化庁では、デジタルネットワーク社会の制度改善等々、様々な施策を行っています。また今年は、著作権等管理事業法の見直しの年度となります。皆様と連携を図りながらよりスムーズな著作物の流通に取り組んでいきたいと思います」とお言葉をいただきました。

 ご来賓の皆様のご紹介の後、乾杯の音頭をお取りいただいた一般社団法人 日本音楽著作権協会 大橋健三常務理事様から「貴協会とは、カラオケ利用の適正化事業に関する協定を10期20年にわたり締結しております。この間、音楽著作権に格別のご理解、多大なご尽力を頂いておりますことに御礼申し上げます。現在、カラオケは従来の市場に加え、健康増進であるとか、コミニュケーションツールとして、幅広い皆様に愛されています。『国民的な娯楽産業』として、まだまだ発展するビジネスと確信しています。引き続き著作権管理へのご協力をお願いいたします」とお言葉を頂戴し、出席者全員での乾杯となりました。
 懇親会は大いに盛り上がり、最後は毛利副会長のユーモア溢れる中締めで宴を終えました。

※文中の「カラオケ技能士」検定は、「カラオケエンジニア」検定に改称しております。

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