なぜ、この曲(夢に描くキセキ)なのか?

 ソチ五輪のフィギュアスケート男子シングル、ショートプログラムで最高点を出した羽生選手に日本中が期待を寄せる中、NHK「おはよう日本」で、“羽生結弦応援PROJECT”のニュースが報道されました。この応援プロジェクトは、仙台を拠点に練習を積んだ羽生選手と交流のあった5人組バンド「パンダライオン」が、ソチ五輪での彼の活躍を仙台の人々一丸となって応援してもらおうと、応援歌「夢に描くキセキ」と応援動画を作成してYouTubeで応援メッセージの書き込みを募ったものです。(http://www.youtube.com/watch?v=1kw9ZevaQ5Q
 応援動画には村井嘉浩宮城県知事をはじめ、仙台ゆかり人々やキャラクターが参画しています。この報道が、そして応援プロジェクトが、フリーの大一番を控えた羽生選手にどれだけ励ましとなったか、想像に難くありません。そして見事、メダルを手にした羽生選手が記者会見で語った「金メダリストになれたココからがスタートで、復興のために何か出来ることがあるはず」との言葉は、多くの人々に感動を与えました。

 羽生選手の願いである東北復興。そして“羽生結弦応援PROJECT”の応援歌「夢に描くキセキ」の存在。これを知った協会関係者がパンダライオンのプロダクションへ連絡をとり、更に「夢に描くキセキ」が、純粋に応援プロジェクトのためだけに提供した曲で、金銭的権利を一切放棄した非営利楽曲であるということも判りました。羽生選手の願いである東北復興、被災地の心を一つにした応援歌、なおかつ非商用曲であるという事実、これらから、カラオケ業界として今まさに東北復興を支援する楽曲としてふさわしいとの判断から、「『夢に描くキセキ』を歌って東北を応援しようキャンペーン」の企画に至ったわけです。

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