全国カラオケ事業者協会



 多数の参加者を集めて、3年ぶりの集まりとなった賀詞交歓会が行われました。始めに、佐久間会長が「3年の月日が経過し、今日こうして皆様方と新年を迎えることを大変嬉しく感じている。この3年間、業界は非常に厳しかった。ただ2022年度は協会事業を通常時に戻して、地区懇談会、著作権講習会、スキルアップ講習などを行った。中でも政府の景気浮揚策実行時に行った「歌ってラッキーキャンペーン」「GoToカラオケ」など市場活性化事業に力を入れ、もう一度カラオケに足を向けてもらおうと努力を積み重ねた。

 2023年はコツコツと草の根を掘り起こす活動を行い、2019年のような盛り上がりをこの業界に取り戻すために努力してまいりたい」と年頭の挨拶。

  今年は十干十二支の癸卯(みずのとう)であり、これまでの努力が実を結び勢いよく成長し、飛躍するような年になると言われています。協会の皆様のコロナ禍における様々な取り組みが糧となり飛躍する年にしていただければと存じます。」との言葉を頂きました。

 続いて、文化庁 長官官房著作権課 著作物流通推進室、木南 秀隆室長補佐様より次のご挨拶をいただきました。

 「コロナ禍におきまして3年ぶりにこうした交流会が開催されますことを心よりお慶び申し上げます。新型コロナウイルス感染症におきまして私たちの生活は一変してしまい、未だにその影響が続いておりますが、その様な中でも音楽は私たちに安らぎと勇気、明日への希望を与えてくれるものだと考えております。

 それゆえにカラオケ事業を通じた音楽コンテンツの伝え手としても皆様方の役割はますます重要になってきており、著作権管理団体への協力に深く敬意を表するところであります」との言葉を頂きました。

 ご来賓の皆様のご紹介の後、一般社団法人日本音楽著作権協会、増田 裕一常務理事様に乾杯の音頭をおとりいただき、3年ぶりの祝宴がスタートしました。場内ではあちらこちらに談笑の輪が拡がり、各テーブルでアフターコロナに向けた業界対応について熱い意見交換が行われました。

 中締めには、毛利副会長が登壇し、博多一本締めで今年一年の飛躍を願いました。



協会ニューストップへ 次へ
1 2 3 4 5