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全国カラオケ事業者協会


北海道支部がカラオケ喫茶における
「ワクチン・検査パッケージ」技術実証を実施

 内閣官房は9月9日に開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の「ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向けた考え方」を踏まえ、関係省庁、地方公共団体と連携し「ワクチン・検査パッケージ」技術実証を実施。10月以降、FIFAワールドカップやJリーグなど大規模イベントに加え、飲食店、ライブハウス・小劇場、観光等の分野において、感染防止対策を継続した上で、ワクチン接種歴の確認や事前の検査オペレーション等を検証した。また保健所業務の支援に資する入店者・入場者リストの作成、換気状態の計測等の実効性を検証し、併せてアンケート調査とフォローアップ調査が同時に行われ、日常生活の回復が試みられた。

 カラオケ機器の設置場所と言う点では、カラオケボックスが 11月8日から7日間、北海道札幌市の「カラオケ歌屋 札幌すすきの南4条店」で、スナックやラウンジなどナイト市場が11月24日に徳島市で開催の「ドリンクラリー2021・限定解除への挑戦!!」に参加した徳島県社交飲食店生活衛生同業組合加盟の10店舗で実際に実証実験が行われた。当会北海道支部では、とかくクラスター発生施設として取り上げられるカラオケ喫茶でも、感染防止対策を講じれば安全であることを証明したいとの思いから、北海道側と折衝を重ね、カラオケ喫茶での「ワクチン・検査パッケージ」技術実証の実施にこぎつけた。

 12月1日から3日間、北海道函館市の「カラオケ喫茶 コロボックル」で行われた実証実験には、店外に抗原検査場所として仮設テントが設けられる中、続々とワクチン接種証明を携えた常連客が訪れ、ガイドラインの遵守項目に沿った感染防止対策で歌唱を楽しんだ。多くのマスコミが詰めかける中、記者会見に応じた当会北海道支部・山下秀吾支部長は、「昨年道内で立て続けにカラオケ喫茶でクラスターが発生し、『昼カラは危険』と言うメッセージを全国に発信する結果とな ったことを重く受け止めている。対策店は問題がないことに理解を促すためにも、技術実証にカラオケ喫茶を加え、如何にすれば感染拡大を防ぎながら前向きな営業が可能になるか、全国にその見本を北海道から発信したい」と話した。コロボックルの成田淳子オーナーは、「お客様からも安心して歌えると好評。無事、技術実証を終えたことと新聞やテレビで多く報道いただけたおかげで、カラオケ喫茶の安全性がご理解いただけたのではないか」と3日間を振り返ってくれた。

会見に応じる山下支部長
ワクチン接種済みのお客で賑わう店内

成田オーナー(左)と店内掲示のガイドライン実施宣言ステッカー
仮設された抗原検査場
函館新聞(2021年12月2日)より転載