全国カラオケ事業者協会



2024年度のユーザー市場規模
<酒場市場の規模>

酒場市場の場合、利⽤客がカラオケを利⽤する料⾦を市場の⼤きさとして推定した。
カラオケ導⼊対象となる酒場施設数は全国で13万5110件。酒場市場におけるカラオケ導⼊台数は1施設≒1台であり、酒場市場におけるカラオケ稼動台数は約135,100台と考えられる。(本⽩書中の酒場とは主にクラブ・スナック・パブ・居酒屋などを意味する)酒場市場における1店当たりの⽉間売上推計値は約99万円で、カラオケの占める売上割合は8.0%。


その結果、酒場における業務⽤カラオケの市場規模 = 99万円×8.0%×12ヶ⽉×135,100店
≒ 約1,284億円(前年度より14%増)


<カラオケボックス市場の規模>

カラオケボックス市場の場合、カラオケ利⽤と施設利⽤が同義のため、施設売上の全て(飲⾷及び室料、その他のサービスを含む)を市場の⼤きさとして推定した。

カラオケボックス施設数は全国で8,811店、ルーム数では約116,400ルーム。カラオケ台数はルーム数と同じ116,400台と考えられる。カラオケボックス市場の1ルーム当たりの⽉間売上推計値は約24.0万円。


その結果、カラオケボックスの市場規模 = 24.0万円×12ヶ⽉×116,400ルーム
≒ 約3,352億円(前年度より13%増)


<その他の業務用カラオケ市場の規模>

その他の業務⽤カラオケの市場としては、「旅館・ホテル」「⾷堂・喫茶店」「結婚式場」「福祉施設」「観光バス・船舶」等が考えられる。これらの市場においては基本的に賃貸料⾦を回収できる程度の料⾦が組み込まれているものとして推計した。


「旅館・ホテル」
全国の旅館・ホテル数のうち、カラオケを導⼊している施設は2,502施設。今年のアンケート結果によれば、1施設当たりのカラオケ台数は約3台であるから、旅館・ホテル市場におけるカラオケ台数は約7,500台。また、1施設当たりの⽉間平均貸出経費の推計値は約7万円。


7万円×12ヶ⽉×2,502施設 ≒ 約21億円(前年度より9%減)

「食堂・結婚式場・観光バス・その他」
その他の市場における業務⽤カラオケの導⼊実績は、「観光バス」では全国13,100台のバスに導⼊、「結婚式場・宴会場」では全国で約1,300施設、「その他(レストラン、ヘルスセンター、船舶、福祉施設、福利厚⽣施設等)」では、約50,800台のカラオケが導⼊されていると考えられる。 従って、その他市場のカラオケ台数合計は約65,200台となる。カラオケ1台当たりの⽉間経費の推計値4万円を乗じて、その市場規模を算出した。


4万円×12ヶ⽉×65,200台 ≒ 約313億円(前年度より1%増)

注:上記の月間売上推計値などは、後章の各市場のアンケート集計値に全国カラオケ事業者協会による補正を加えた値。

 



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